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🌿 9月は“香りの衣替え”。朝はクリア、夜はやさしく整える
― 秋花粉の朝支度と、ラベンダーの夜、温かい一杯 ―
夏の猛暑を越えたあと、急に朝夕が冷えてきて、体も気持ちも秋のリズムに追いつけないことがあります。なんとなく重だるい、集中しづらい、寝つきが浅い——そんなときに役立つのが、毎日ほんの数十秒でできる「香りのスイッチ」です。ここでは、なぜ秋に香りのスイッチが大事なのかを、暮らし目線でまとめました。
1)季節の変わり目は、体内のリズムが“ゆらぐ”
昼はまだ暑く、夜はひんやり。湿度や明るさの変化で、起きる・働く・休むの切り替えがぼんやりしがちです。香りは“時間の合図”になって、朝・夕・夜の区切りをやさしく作ります。(例:朝のクリアな香り=気分転換の合図、夜の柔らかな香り=おやすみ前の合図)
2)香りは“感情と記憶”にすばやく届く
香りは、気持ちや思い出と結びつきやすい感覚といわれます。深呼吸と一緒にふっと気分を切り替える力があり、秋バテの重さを軽くする“最初の一歩”になります。
3)小さな行為で“場の空気”を整えられる
窓を開ける、光を落とす、そして香りをほんの少し。部屋やデスクまわりの“空気の印象”が変わると、同じ場所でもやる気モード/くつろぎモードがつくりやすくなります。
4)続けやすい
準備いらず、2〜3滴でOK。短時間でできるので、忙しい日でも途切れません。毎日続く“心の習慣”は、季節の揺らぎに強い味方です。
はじめ方(ごく小さく、やさしく)
- 朝(外出前の30分):クリアな香りを淡く。ユーカリ&ミントで呼吸と気分を“すっきり”。
- 夕方(作業前の5〜15分):ローズマリー&レモンでやわらかく集中スイッチ。
-
夜(寝る30〜60分前):ラベンダーに柑橘を1滴添えて、安眠に向けて静かな空気を。
香りは“強すぎないこと”がコツ。6〜8畳なら合計4〜5滴から。まずは短時間で試して、心地よい濃さを見つけてください。
朝夕の風が少しひんやりして、外ではブタクサやヨモギなど秋花粉の話題が増える9月。日中はまだ汗ばみ、夜は少し冷える――そんな季節の変わり目は、香りを「朝・昼・夕・夜」の小さなリズムで使い分けると、毎日がぐっと楽になります。ハーブ工房HCCのブレンドから、今の時季にちょうどいい4点を選びました。
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🔹 朝:外出前の“クリア”に
ユーカリ&ミント アロマブレンド
ほんのりと澄んだ香りで、朝の支度を軽く。6〜8畳の目安で合計4〜5滴、外出の30分前に短時間ディフューズ。ハンカチの角に1滴(肌や目に触れない位置)も便利です。
🔸 昼:こもり臭を“クリーン”に
空気清浄ブレンド
清々しく軽い空気感へ。在宅ワーク前や家事の合間に2〜3滴から。車内のアロマストーンにも。ルームミストにするときは、無水エタノール10ml+精製水90mlにブレンドを合計20滴が目安です。よく振って、空間に2〜3プッシュ。
🧠 夕方:気持ちを“切り替える”合図に
ローズマリー&レモン 昼用 ブレンドオイル
作業前のスイッチとして、小さなスペースで淡く。15〜30分・2〜3滴の短時間がおすすめ。だるさが出やすい時間帯を、やさしくリフレッシュします。
🌙 夜:一日の終わりを“やさしく”
ラベンダー&オレンジ 夜用 アロマブレンド
寝室は強すぎない香りが心地よさのコツ。4,5滴ほどをディフューズ、または枕カバーの外側に1滴(肌や目に触れない位置)で十分です。おやすみ前は、温かいハーブティーもご一緒に。
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🪞 こんな方に
・秋花粉の季節、朝の支度をすっきり始めたい
・部屋干しやこもり臭を、ナチュラルな香りで整えたい
・夕方のだるさをやさしく切り替えたい
・夜はやさしい香りで、落ち着いた時間をつくりたい
📝 小さなコツ
・香りは「少量から」。6〜8畳で4〜5滴が目安です。
・混ぜすぎより、季節と時間帯で2〜3種類にしぼると扱いやすい。
・ルームミストはよく振ってから。布ものは目立たない場所でテストを。
⚠️ 安全メモ
本記事は香りの“暮らしの楽しみ方”のご紹介です(医療・治療目的ではありません)。精油は高濃度です。肌に用いる場合は必ず適切に希釈し、目・粘膜を避け、換気・火気・乳幼児/ペットへの配慮を。飲用の推奨は行いません。
香りは目に見えませんが、気持ちにそっと触れる“習慣のスイッチ”。
朝はクリア、昼はクリーン、夜はやさしく――9月の暮らしを、HCCの香りで軽やかにお過ごしください。