ー 寒い季節に ー ハーブ通信
夜のくつろぎと、眠りを整えるハーブ時間
日が暮れるのが早くなり、
家の中で過ごす時間が少しずつ増えてくる季節。
寒さや乾燥で体がこわばり、
気持ちもどこか落ち着かず、
夜になっても頭が冴えてしまう。
そんな声をよく聞きます。
冬は、自律神経が乱れやすく
「眠りの質」が低下しがち。
そこで今回は、
やさしく心身をととのえる
夜のハーブ習慣 をご紹介します。
🌙 1|冬になると眠りが浅くなる理由
寒さが続くと
体は熱を逃がさないように
筋肉を緊張させ、
血の巡りもゆっくりになります。
さらに乾燥により
呼吸が浅くなり、
寝つきにくさにつながることも。
・布団に入っても頭がさえる
・夜中に何度か目が覚める
・眠りが浅く朝がつらい
こんなサインがあれば、
体と心をゆるめる時間を
少しだけ意識してつくってみましょう。
🌿 2|夜に寄り添う “やすらぎハーブ”
眠りにつく前におすすめの
3つのハーブをご紹介します。
※以下は食品としてのご紹介です。
✅ カモミール
りんごのような甘い香り。
寝る前の心をそっとほぐしてくれます。
✅ ラベンダー
緊張をやわらげ、呼吸を深める香り。
ティーでもアロマでも取り入れやすい。
✅ パッションフラワー
気持ちが落ち着かない日や
眠りに入りにくい夜に。
静けさが戻るようなブレンドに向きます。
寝る前のハーブティーは
体を温めるだけでなく
「一日を終える合図」
にもなってくれます。
☕️ 3|夜のハーブティー習慣
- お湯を沸かす
- カップを温める
- ハーブを入れ、香りを感じる
- 深呼吸をして、ゆっくり味わう
ただ飲むだけでなく、
手を動かし、香りを感じながら
温かい時間を作ること。
それが
眠りを整えるための大切な行程
になります。
🕯 4|香りでととのえる、しずかな夜
寝室で香りを楽しむなら
ラベンダーやスイートオレンジ がおすすめ。
枕元で1〜2滴、
アロマストーンに垂らすだけで
空気がやさしく変わります。
深呼吸をひとつ。
胸がすっと軽くなるような
あたたかい夜が訪れます。
※エッセンシャルオイルは
直接肌につけたり飲んだりできません。
📖 5|ピーターラビットの夜の描写
ビアトリクス・ポター
『ピーターラビットのおはなし』では、
いたずらをして帰ってきたピーターが
ベッドに寝かされ、
あたたかい時間を過ごす描写があります。
母ウサギの手によって
すっと落ち着きを取り戻す
その小さな夜の場面は、
眠る前のぬくもりや
安心の大切さを
そっと思い出させてくれます。
🌛 6|今日からできる “夜のくつろぎ習慣”
✅ ハーブ工房HCC|ハーブの休日
カモミールを中心に、
夜のくつろぎ時間に寄り添う
やさしいブレンドハーブティーです。
クセが少なく飲みやすいため、
ハーブが初めての方や
眠る前の一杯にもおすすめ。
ほんのり広がる甘い香りが
気持ちをゆっくりほぐし、
自然と深い呼吸へ導いてくれます。
✅ 湯たんぽ & ハーブティー
体を温めて、心もほっと。
眠りに入る前の準備が整っていきます。
✅ カップを手に “ゆっくり過ごす”
何をするかより、
どんな気持ちで過ごすかが大切。
一日の終わりに、
静かな時間を作ってみてください。
❄️ 7|ひとこと
夜の静けさに
温かさと香りを添えるだけで、
眠りはぐっとやさしいものになります。
今日のおやすみ前に
小さな一杯をどうぞ。
深い眠りが、
明日のあなたを軽くします。
注意
・エッセンシャルオイルは直接肌につけたり、飲むことはできません。
・体調や薬を服用中の方は、ハーブの使用についてかかりつけ医にご相談ください。
💌 ご感想やご質問があれば、
お気軽にお知らせください。
次回のハーブ通信もお楽しみに。


