自宅のキッチンで、新鮮なバジルを育ててみませんか?

自宅のキッチンで、新鮮なバジルを育ててみませんか?

自宅のキッチンで、新鮮なバジルを育ててみませんか?

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こんにちは、ハーブ通信を読んでいただきありがとうございます!

今回の話題は、台所でのバジルの栽培と料理への活用についてです。

 

先に大事なポイントを書いておきます。

バジルの葉は、新しい葉を上から積極的に摘むことが大切です。下の大きな葉や古い葉は、時間が経つと苦くなることがあります。新しい葉を摘むことで、バジルは新しい葉を生産するためのエネルギーを成長点に集中させます。実際に、定期的に新しい葉を摘むことは、バジルの健康と茂りを促進する助けになります。したがって、バジルを栽培する際は、新しい葉を収穫して活用し、植物が元気に成長するように心がけましょう。


バジルを台所で栽培し、日常の水やりを忘れずに育て、料理の際に新鮮なバジルをつまん(ハサミ)で香り豊かな風味を楽しむ、おすすめのアクティビティです。

バジルの特別な香りは、新鮮な葉を摘む瞬間から広がり、キッチンに素敵な香りを広げてくれます。料理中もバジルの香りが楽しめます。毎日の食事がより特別なものになることでしょう。

 

バジルをキッチンで栽培する利点を考えてみます:

・バジルを室内で栽培すれば、季節に関係なく一年中供給できます。寒冷地域でも、冬季にバジルを楽しむことができます。

・台所でバジルを育てる作業は、楽しみながら行えるホビーにもなります。バジルに水やりなど移動する時に良い香りが広がります。

・台所でバジルを育てると、食事のクオリティを向上させます。急なアイデアや食事の仕上げにすぐに使えるので、便利です。

・スーパーマーケットでバジルを購入するよりも、自宅で栽培すればコストを削減できます。

 

キッチンでバジルの育て方:

始めるには、適切な鉢やポット、そして良質な肥料が必要です。バジルは陽光をたくさん浴びることが好きなので、明るい窓辺が育てる場所として最適です。成長灯を使うこともできるので、室内でも問題ありません。

鉢は、一本づつ植える丸鉢が扱いやすく、一株づつ丁寧に育て利用できます。大きくなったら、一度、切り戻しをすると脇から新芽が出て枝分かれにより、大きくなり、収穫量も増えます。一年草ですので、花が咲いたらすぐに切り戻ししましょう。長く楽しめます。

台所ですと毎日観察しながら育てられますが、水やりが大切です。土が乾いたら、適量の水を与えましょう。過湿気は避け、根が腐ることを防ぐために、余分な水を排水させてください。また、バジルの成長点を頻繁に摘み取り、新しい葉が出るように促進しましょう。

そして、忘れずにバジルを料理に取り入れてみてください。新鮮なバジルの葉は、サラダ、パスタ、ピザ、ソース、そしてハーブティーにも最適です。自家製のバジルペーストやバジルオイルを作るのも楽しいアイデアです。

バジルの栽培と料理への活用は、食卓を豊かにし、ハーブ愛好家にとっては楽しみの一つです。ぜひ、ご自分のキッチンでバジルの育て方を試して、美味しい料理のアクセントを加えてみてください。楽しいハーブの冒険が始まります!

 

バジルの葉を摘む箇所:

バジルの葉だけをとらずに、枝から切り取ります。葉だけ摘んで枝を残しますと、枝だけ残り見た目も綺麗ではありません。葉は枝を取り利用します。切った下からは、枝分かれして増えていきますので、上手に大きく、収穫量を増やすことを考えてハサミでカットします。少し多く収穫した場合は、水にさしておいたり、切り口をキッチンペーパーなどで湿らせておいて枯れないようにしながら利用します。

”バジルは、サラダ、パスタ、ピザ、ソース、スープなど、たくさんの料理に使えるハーブです。自宅で育てたバジルは、いつでも新鮮で、そのまま料理に使えます。それが、料理を美味しくする秘訣です。

バジルの育て方はシンプル。キッチンで育てる楽しさも格別です。ちょっとしたホビーにもなりますよ。バジルの香りと風味が、毎日の食事を特別なものに変え、料理をもっと楽しいものにしてくれます。自分の手で育てたバジルは、格別なスパイスです。ぜひ試してみてください!”

 

最後にバジルを使ったレシピ:

これは、オードリーヘップバーンが週一食べていたという、自宅の庭で栽培したトマトを使ったスパゲティ・ポモドーロ。少なくとも週に1回は食卓に上ったと言われています。

 

オードリーヘップバーンが好きなスパゲティ・ポモドーロ

 スパゲッティ・アル・ポモドーロ

材料 (2人分)

 スパゲッティ 200g
 もぎたて完熟トマト 500g
 (あるいは、缶(400g)のホールトマト缶)
 玉ねぎ 半分
 セロリ 半分
 人参 小1本
 バジルの葉 3枚 + 飾り用に数枚
 エクストラ・バージン・オリーブオイル
 砂糖
 塩
 挽きたての黒こしょう
 パルミジャーノ・レッジャーノ

手順:

  1. トマトはへたを取り、粗く角切りに、玉ねぎ、セロリ、人参は粗みじんに切る。
  2. 大きい鍋にトマト、玉ねぎ、セロリ、人参を一緒に入れ、野菜が柔らかくなるまで約10分間強火で蓋をして蒸し煮にする。木べらでかき混ぜながら、さらに10~15分煮立てる。火力を弱めの中火に落とし、刻んだバジルとオリーブオイルを少量加える。トマトに小さなくぼみが出てきたらトマトソースのできあがり。
  3. コンロから鍋をおろし、大きな野菜の塊を取り除き、ソースを冷まし、ピューレ状にする。ちょうどいい濃さのピューレにするためには、皮もトマトの種も取り除いてくれるステンレス製の手動のフードプロセッサーを使うと便利。
  4. オリーブオイル少々を加え、砂糖ひとつまみを入れて苦味を調整する。塩・黒こしょうで味を調える。

アル・デンテにゆでたスパゲッティにソースをかけ、上からパルミジャーノ・レッジャーノを振り掛ける。最後にバジルの葉を飾る。

何回か作って手順を覚え、ご自分のお食事、あるいは、お客様が来られた時に、”オードリーヘップバーンが好きなスパゲティ・ポモドーロ”ですと一緒に楽しい会話で盛り上がることでしょう。新鮮で手間ひまかけたバジルが香りを振り撒き、食事を盛り上げてくれますよ!

お皿の上で「パスタが泳いでいる」ほどたっぷりとしたソースが特徴のようです。

パスタ好きのオードリーさんは来日した時、うどんを食べるためにホテルから抜け出したこともあるそうです。まるで、「ローマの休日」で滞在先の大使館を抜け出したアン王女のようです。

 

いかがでしたでしょうか?週一パスタの方は、思い出の一品になると思います。バジルの香りが良い思い出となることを願っています。

 

次回のハーブ通信では、🌱引き続きキッチンハーブを話していきます。個別ハーブの紹介時には、収穫したハーブの美味しい🍲レシピも記載しますので、ぜひ楽しみにしていてください!🍳😋 ご質問やご感想などありましたらご連絡お待ちしています. 📬🙂